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テレビ大阪のウーデン・ジェニファー・里沙アナ 秋田から移って3年「もう大阪人になってるかも」

スポニチアネックス / 2024年10月23日 11時2分

経済、英語の勉強に余念がないテレビ大阪のウーデン・ジェニファー・里沙アナウンサー

 東京出身、秋田放送からテレビ大阪へやって来て3年半。「大阪が大好きになりました」とウーデン・ジェニファー・里沙アナウンサー(29)は目を細めた。

 新型コロナ禍の真っただ中に見知らぬ土地へ。そんな不安も「関西の方は距離が近くて、すぐに仲良くなれました」。友達は増えた。「立ち飲み屋さんにも気軽に入れる空気が楽しい」。人情味あふれる関西の街、人に触れ、日に日に不安は薄れていった。

 神戸、淡路島や姫路、京都への日帰り旅行を楽しむ。先日は京都の貴船に東京から来た母と訪れた。「神社、川床へ。両親も気に入って、しょっちゅう遊びに来ます」。家族ぐるみでどっぷり関西の魅力にはまり「もう大阪人になってるかも」。関西弁にも違和感はなくなった。

 同局制作「フィッシングDAYS」(土曜前6・50)のロケでは舞鶴沖でイカ釣りに初挑戦した。「イカを20杯釣り上げました。海の神秘を感じて、真っ暗だったけど楽しかった」。アナウンサーの同僚や友人にお裾分けした。先日も淡路島ロケでカワハギ、マダイなどをゲット。「釣り友達が欲しいですね」と屈託なく笑った。

 今一番興味があるのは来年4月に開幕する大阪・関西万博。「海外パビリオンの良さを伝えたい」と意気込んでいる。高校生で英検1級に合格するなど英語が堪能。現在は「国連英語(特A級)合格のための勉強をしています」。試験内容には時事問題、一般教養、社会常識などが含まれており、海外派遣される国家公務員に必須な難関資格。「ニュースや経済の単語も専門的で難しい」と仕事の合間に勉強を続ける毎日だ。

 慶大では経済学部経済学科で応用経済理論分析を専攻。「企業がより良い方向に進むためにはどうすべきか?」と経営戦略を練って企業に実際に提案することも。もともと「勉強するのは好きでした」と向上心旺盛で、テレビ大阪に移籍後も関学大で「経営学」「企業倫理」「ベンチャービジネス」などを受講。上昇志向は収まらない。

 「大阪、関西ならではの企業が東京へ進出せずに、大阪で頑張ってる。どうやって盛り上げていくのか。万博にどう影響するのでしょうか」。将来的には経済番組を担当するのが目標だ。 (古野 公喜)

 ◇ウーデン・ジェニファー・里沙(りさ)1995年(平7)9月25日生まれ、東京都出身の29歳。慶大から秋田放送を経て21年4月にテレビ大阪へ。父がオーストラリア人、母が日本人。趣味はダンス、アジアドラマ観賞。

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