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関大・金丸 72イニング連続自責「0」締め 24日ドラフト「ご縁のあった球団のために力を尽くしたい」

スポニチアネックス / 2024年10月23日 6時3分

<関学大・関大>リーグ最終戦を終え、チームメートらと笑顔で記念撮影に納まる関大・金丸(中央)(撮影・北條 貴史)

 ◇大学野球関西学生秋季リーグ最終節4回戦 関大4―6関学大(2024年10月22日 わかさスタジアム京都)

 4回戦1試合が行われ、関大は関学大に敗れて7勝6敗1分けの4位で今秋を終えた。あす24日のドラフト会議で阪神など複数球団が1位候補に挙げる金丸夢斗投手(4年)は、8回の1イニングを3者凡退に抑えて大学最終登板を終えた。これで今季の全日程が終了し、表彰選手が発表された。

 関大の金丸は、今秋の目玉に値する実績を残して大学最終戦を終えた。4―6の8回から4番手として救援登板。スプリットなど大学進学後に磨いた変化球を積極的に織り交ぜて、計11球で3者凡退に抑えた。

 「点を取られないことが投手にとって一番必要なこと。調子が悪い日でも無失点に抑えられたことはよかったと思います」

 これで昨秋から72イニング連続自責0。大学最後の1年間は登板16試合で防御率0・00と驚愕(きょうがく)の数字を刻んだ。今年は3月の侍ジャパン招集など好発進を決めるも、順風満帆とはいかなかった。

 5月中旬に腰の骨挫傷を発症して離脱。今秋は全て救援登板で最長3イニングと、腰痛は想定以上に長引いた。それでも、今秋登板10試合を15イニング無失点。万全でない状況が持ち前の投球術を際立たせる形となり、「故障を経て成長できるように、リハビリやトレーニングに励むことができた」と悔いなく大学野球を終えた。

 あす24日のドラフト会議を前に阪神や中日などが1位候補に挙げているとみられ、複数球団の1位入札は確実視。「(入札球団が)多ければ多いほど、良い評価をしていただけたということ。ご縁のあった球団のために力を尽くしたいです」。入団を希望する球団はない。患部は癒えずとも、数多くの球団から名前を呼ばれるだけの実力は証明した。 (河合 洋介)

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