阪神・平田2軍監督 悩める若虎・西純“再生”させる 「やっぱりストレートを磨かなあかん」

平田2軍監督（左）と話し込む藤川監督（撮影・須田　麻祐子）

　阪神・平田2軍監督が西純の“再生”を掲げた。「（西）純矢なんかは今年全然良くなかった」。高卒5年目の今季は1軍で4試合に救援登板。0勝1敗で防御率2.70に終わった。

　「やっぱりストレートを磨かなあかん。どうなってるか26日（西武戦の先発）楽しみにしているわ」

　同2軍監督は25日から「みやざきフェニックス・リーグ」に合流し、26日の西武戦（南郷）から指揮を執る予定だ。伸び悩む23歳右腕は昨季まで150キロを超えていた直球も今年は常時140キロ前半止まり。18日の同リーグ、DeNA戦では先発として5回6安打3失点で降板。視察した藤川新監督も改善点について言及していた。4度目の2軍監督となるベテラン指揮官が新監督の意向も踏まえ、まずは悩める若虎から手を差し伸べる。