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ヤ軍仕事人左腕が復帰 “大谷封じ”へ「ありとあらゆる手を使わなければ」過去にはサイド投球など

スポニチアネックス / 2024年10月23日 5時10分

取材に応じたヤンキースのネストル・コルテス投手(撮影・杉浦大介通信員)

 ヤンキースのネストル・コルテス投手(29)が22日(日本時間23日)、クラブハウスでドジャースとのワールドシリーズ(WS)に向けた取材に応じた。

 コルテスは今季31試合に登板し、9勝10敗。左肘痛で離脱していたが、大谷相手には変則投法や極端な間合いを駆使することがあり、ワンポイント起用の可能性がある。以下、本人との一問一答。

 ――復帰に向けたライブBPは

 「よかったよ。まだ正式に“レッツゴー”とは言われていないが、いい状態だ。あとは明日朝、どう感じるしか次第。そこで話し合うことになる」

 ――ワールドシリーズのロースターに入ることの意味は

 「みんながすごいことをやってくれてきた。クリーブランドでの試合で、助けになることも貢献もできずに見ているのは辛かったが、みんなが私たちこそが勝つべきチームだと示してくれた。目標を達成するのを助けるために、できれば私もその中の1人になりたい」

 ――将来のことも見据え、早期復帰のリスクも考慮したのか

 「ワールドシリーズは一生一度のことだ。このチームにとってはそうではないと願ってはいるが。どれだけ重要な時期かという状況は理解しているし、私が投げたいというだけではなく、相手の左打者に対するために私の左腕には需要があると感じている。健康で、効果的でなければならない。ワールドシリーズで投げたいからではなく、チームを助けられるから戻りたいんだ」

 ――大谷対策は

 「難しい。違う見方をさせなければいけない。2019年か2020年の対戦ではサイドスローで投げたり、これまで左打者には投げたことがなかったチェンジアップを投げたりして、目先を変えようとした。彼に対してはありとあらゆる手を使わなければいけない。彼だけではなく、他の左打者に対してもだ。層が厚い打線で、右打者も間に挟まっているから難しいタスクになるが、今はそれをやらなければいけない時期だ」(取材・杉浦大介通信員)

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