阿部詩 メダル逃したパリ五輪の試合「まったく見てない」 兄・一二三「ずっと2人で勝ってきたから…」

＜パリ五輪　柔道＞混合団体戦、銀メダルを獲得した阿部一二三（左）と阿部詩

　柔道の東京、パリ五輪金メダリスト阿部一二三（27）、東京五輪金メダリストで妹の阿部詩（24）が、23日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話SP」（後7・00）にそろってゲスト出演し、パリ五輪後について語った。

　一二三は男子66キロ級で五輪連覇を果たしたが、女子52キロ級に出た詩は2回戦で敗れ、メダルを逃す悔しい結果になった。混合団体ではフランスとの激闘に敗れ、兄妹そろって銀メダルを獲得した。

　パリ五輪で敗れた試合について、詩は「私、まったく見てないです。まったく」と断言。一二三も「僕もあんまり見てないかもしれない」と続いた。

　両親とは「私まだ柔道の話、たぶんしてないです。1回も」（詩）といい、一二三も「俺はちょっと（話した）。“よかったなあ”ですけど、それよりも“やっぱ悔しいなあ”って話になります」と返答。「ずっと2人で勝ってきていたから、不思議な感じがして。やっぱ悔しいなみたいな、結局そこにたどり着く」と打ち明けていた。