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G大阪FW坂本一彩が2発含む全3得点演出 名古屋に競り勝ち優勝の可能性残す

スポニチアネックス / 2024年10月23日 21時0分

<G大阪・名古屋>前半、同点ゴールを決め喜ぶ坂本(撮影・長嶋 久樹)

 ◇明治安田J1リーグ第35節 G大阪3―2名古屋(2024年10月23日 パナスタ)

 引き分け以下ならばリーグ優勝が消滅していた一戦で、G大阪が意地を見せた。名古屋にホームで3―2の逆転勝利。暫定ながら順位は4位に浮上し、3位・町田との勝ち点差を「3」に縮めた。

 導いたのはG大阪アカデミーの新たな才能、FW坂本一彩(21)だ。1点ビハインドの前半21分、ゴール前の混戦で詰めて同点弾。8月24日・福岡戦以来今季6得点目で試合を振り出しに戻すと、同28分には得意の反転から右足ミドルシュートを放った。相手DFに当たってコースが変わる幸運にも恵まれ、名手GKランゲラックも見送るしかなかった。同点に追いつかれた後半33分にはMF福田湧矢の決勝点につながるパスをFW宇佐美貴史に通して、全3得点に絡んだ。

 「良いプレー止まりで終わるのが自分の課題」。そう口にしてきたが、キャリア初の1試合2得点で殻を破った。掲げる今季目標は2ケタ得点。残り3試合で3得点を挙げれば、来季ACL出場圏内3位も夢ではない。

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