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ヤンキースの元名将が大谷翔平対策を指南「彼の前に走者を出すな」

スポニチアネックス / 2024年10月24日 7時28分

ヤンキース監督時代のジラルディ氏

 大リーグ公式サイトが09年にヤンキースを世界一に導いたジョー・ジラルディ元監督に電話取材、ワールドシリーズの見通しについて聞いた。

 ヤンキースは公式戦94勝とア・リーグで最高の記録を残し、ポストシーズンも勝ちあがって09年以来初めてア・リーグ制したが、スタープレーヤーがそろうドジャースは、ヤンキースにとってこれまでで最も手強い挑戦になるとジラルディ氏は分析。そのうえで「素晴らしいシリーズになる。両チームは似ている。どちらも非常に優れた攻撃力を持っており、終盤のブルペンの投手もかなり良い投球をしている」と述べ、見応えのあるワールドシリーズになると予想した。

 ジラルディ氏は、勝負のカギは看板選手たちの活躍にかかっているとの見方を示す一方で、ヤンキースにとってはドジャースの優れた左打者、特に大谷翔平投手(30)にどう対処するかが勝負の分岐点になると指摘した。

 「8番と9番の打者を抑えなければならない。走者を置いた状況で、(1番の)大谷が打席に立たないようにしたい。メッツはナ・リーグ優勝決定シリーズで内角攻めを試みたようだが、甘くなると彼はそれをしっかり叩くことができる。大谷はヒットを打つだろうが、走者が出ている状況ではないようにすることが重要」と、大谷対策のポイントを説明した。

 シリーズの結果について、ジラルディ氏は第7戦までもつれ込み、ヤンキースが勝つとした。

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