鎧塚俊彦氏「ライフワークは変わりなく継続」自社買収報道受けファンからエール殺到「新たな挑戦応援」

鎧塚俊彦氏

　パティシエの鎧塚俊彦氏（59）が24日、自身のインスタグラムを更新。食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループが、鎧塚氏が代表を務める株式会社サンセリーテ（トシ・ヨロイヅカ）を買収したとの報道を受け、ファンからエールが送られた。

　報道を受け鎧塚氏は「この度、株式会社サンセリーテ（TOSHI YOROIZUKA）は株式会社OICグループに参画して、更なる可能性に挑戦していく事となりました」と報告した。

　そして同グループのスローガン「日本の食を届け新たな文化をつくり世界の人を健やかに」や、「作るから売るまでを一貫して手掛ける事でお客様に満足いただける品質の商品・サービスを提供する」というモットーに触れ、「第一次産業への造詣が深く、アジアへの展開など弊社との目標」を共通点に挙げた。

　その上で「弊社の10年後20年後、そしてその先も考慮してお互いのより一層の繁栄の為にもOICグループ経営陣との度重なる話し合いを行った上で参画を決定致しました」と明かした。

　自身の"代表取締役シェフ"としての役割は変わらないとし、「『お客様に喜んで頂ける菓子作りと店作り』『職人気質を残しながらの時代に合った経営と働き方改革』や『第一次産業と地域の活性化』『料理人（菓子職人、サービス含む）としての人材と文化の継承』などのライフワークは変わりなく継続していきます」と記した。

　続けて「いえむしろOICグループの持つネットワークを利用して『より良い素材と人材の確保』、そして蓄積された経営ノウハウの導入など弊社の更なる発展に繋がると信じております」と願い、「弊社スタッフを始め関係者の皆様、弊社を支援し続けて下さっていますお客様には今後共に何卒温かいご支援の程、宜しくお願い申し上げます」と締めた。

　この投稿に寄せられた「ニュースを拝見して『これは良いニュースなのか、悪いニュースなのか…』と思っていました」というコメントに、鎧塚氏は「もちろん良いニュースです」と返した。

　また他に「これから先を見据えての発展だと思いながら読みました」「経営者として、職人として、どちらの思いも大切にされているトシさんをこれからも応援します！」「新たな挑戦応援してます！」「お忙しくなられると思いますが、お身体大切にされてください」などエールが相次いだ。