ヤンキース ブーン監督 日本選手のMLBでの活躍は「それほど驚くことではない」

会見するヤンキースのブーン監督　（撮影・沢田　明徳）

　ヤンキースのアーロン・ブーン監督（51）は24日（日本時間25日）、ドジャースとのワールドシリーズ（WS）を前日に控え会見を行った。

　ブーン監督が現役選手だった、2003年に当時の巨人の4番打者・松井秀喜氏がヤンキースに入団。あれから約20年が過ぎ、日本の野球が米国の野球に影響を与えていることを想像できたか、という質問に「日本から多くの選手が渡米し、程度の差こそあれ成功を収めている。翔平が素晴らしい才能の持ち主であることは、こちらに来る前からある程度みんな知っていたと思うし、彼はそれを証明している。日本にはもっと多くの選手がいると思う。率直に言って、(米国での活躍は)それほど驚くことではない」と、大谷ら日本選手の活躍はあらかじめ予測できたという見解を示した。

　ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督(52)と、ともに人気球団の監督を務めることのプレッシャーや期待について、話し合ったことはあるかという問いには「少し話したよ。実は数年前の冬に、共通の友人たちと一緒にゴルフをした。彼は私が尊敬している人だ」と述べた。