ソフトバンク2位・庄子雄大「まさか2位で指名されるとは…」 横浜高の先輩・近藤に憧れる俊足内野手

　ソフトバンク2位指名の庄子雄大（神奈川大）は「まさか2位で指名されるとは思っていなかった」と想像していた以上の評価に笑みをこぼした。

　「ポスト今宮」が課題だったソフトバンクは1位で明大・宗山を指名したが、5球団競合の末にクジを外した。2位で白羽の矢を立てたのが「（走攻守）三拍子そろっていて、特に足の速さは世代トップクラス。内、外野守れる1年目から大いに期待できる」（担当スカウト）と評価していた庄子だった。

　横浜高出身で同学年の度会は昨年ドラフトでDeNAから1位指名された。憧れは高校の先輩でソフトバンクの主軸・近藤。「ずっと目標にしているのが近藤選手。わくわくするし、早く一緒にプレーしたい」と胸を躍らせていた。

　神奈川大では1年春から主力として活躍し、神奈川大学リーグで新記録となる116安打をマークした。50メートル5秒7の快足で遊撃以外に三塁、外野の守備もこなす。正遊撃手・今宮は来年34歳。待ったをかける存在と期待されて指名を受けた。