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クドカン「ふてほど」当初は「全然違う内容の…」 若者の“LINE既読”の話題から「そっちの方が」

スポニチアネックス / 2024年10月25日 12時21分

宮藤官九郎

 脚本家で俳優の宮藤官九郎(54)が25日、NHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲストとして生出演。大ヒットドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS)の裏話を明かした。

 宮藤は今年3月まで放送された「不適切にもほどがある!」について話を振られると、「ドラマ、全然違う内容のドラマになりそうだったんですけど」と打ち明けた。

 脚本家と監督、プロデューサーでドラマの内容について打ち合わせを行った際「大体最後の1時間ぐらいが、若い人との接し方の難しさの話になるんですよね」と宮藤。打ち合わせよりも「その話題の方が盛り上がってたんですよね。明らかに」と続けた。

 キャスターの「博多華丸・大吉」博多大吉が「じゃあ『不適切』って全く違うドラマの話だったんですか」と驚くと、宮藤は「タイムスリップはするけど、あんな現代のコンプライアンス的なことをやるつもりはなく、話してたら、“いやその最近若い人にLINEするとね、既読って付くけど返って来ないんですよ”っていう話を毎週するんですよ。で、そっちの方が盛り上がるから、これドラマにした方がいいんじゃないかなと思って」と回顧。「それでテレビ局の設定に途中に変えたりとかして、割とそれがメインになってきたんです」と明かした。

 「ちょうどその間の世代だと思うんですね。みんな悩んでるというか、どう対応、変化についていっていいか分かんないみたいな」と言い、「ちょっと不条理なことを毎週やったら面白いんじゃないかなと思ったのが最初でしたね」と振り返った。 

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