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姫野和樹 オールブラックス撃破へ“原点”で期待のジャッカル「120%出す」 

スポニチアネックス / 2024年10月26日 4時42分

ニュージーランド戦の前日練習に参加した姫野和樹(中央)ら日本代表メンバー

 ラグビー日本代表は26日、W杯3度優勝の強豪ニュージーランドとのテストマッチに臨む。25日は試合会場の日産スタジアムで調整した。昨年のW杯以来約1年ぶりに代表復帰したフランカー姫野和樹(30=トヨタ)は7年前に初キャップを獲得した“原点の地”で過去7戦全敗のオールブラックスを倒し、新たな歴史を刻むことを誓った。

 383日ぶりに桜のジャージーを着た姫野は、闘志に満ちあふれていた。主将を務めた昨年のW杯フランス大会以来となる代表復帰。しかも相手は過去7戦全敗のオールブラックス。「新たな気持ちで、凄く気合が入っている。また日本を代表してプレーできるのはうれしい、そして誇らしい」。肘の手術を経て帰ってきた大舞台を前に、武者震いが止まらなかった。

 決戦の地、日産スタジアムは姫野にとって原点の場だ。17年11月、初めて日本代表としてオーストラリア戦に出場し、トライも決める活躍を見せた。19年W杯でスコットランドを破り、初の8強入りに貢献したのも同じ会場だった。「ファーストキャップもここだったので縁を感じる。戻ってきて感慨深い」。今回、オールブラックスを倒せば再び日本のラグビー史に新たな一ページを刻むこととなる。

 エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)にとっても好相性の舞台だ。19年W杯の準決勝、今回と同じ10月26日の土曜日。イングランド代表監督としてオールブラックスを撃破したのもここ、日産スタジアムだった。

 ジョーンズHCが掲げる強豪撃破への鍵は、常にプレッシャーをかけ続けること。姫野は「勝ち越して折り返せたら最高」とまずは前半でリードを奪うプランを示した。さらに、代名詞でもあるジャッカルについて「期待されているので120%出す」と気合十分。横浜を熱くする準備は万全だ。 

 ▽姫野と日産スタジアム 大卒1年目の17年秋に日本代表入りすると、ラグビー日本代表として同スタジアムで初試合となった11月4日のオーストラリア戦に4番(左ロック)で先発出場して初キャップ。試合は30―63で完敗も、姫野自身はフル出場して後半ロスタイムには初トライを挙げた。19年10月13日のW杯日本大会1次リーグ最終戦だったスコットランド戦ではNo.8で先発。突破と代名詞となったジャッカルの攻守で28―21の勝利に貢献し、チームは史上初の8強入りを果たした。

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