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中日ドラ1・金丸 「左肩、大丈夫ですか?」指名あいさつで初対面の井上監督をいきなりイジった!?

スポニチアネックス / 2024年10月26日 5時47分

中日・井上監督(右)と並んでガッツポーズを見せるドラフト1位指名の関大・金丸(撮影・岸 良祐)

 中日からドラフト1位指名された関大・金丸夢斗投手(21)が25日、大阪府吹田市の同校で井上一樹新監督(53)から指名あいさつを受け、早くも新人離れした強心臓ぶりを発揮した。

 「(第一声で監督に)左肩、大丈夫ですか?と言いました。監督が、ガッツポーズで脱臼したみたいなニュースを見たので。ちょっと触れておこうと」

 指揮官をいきなりイジる!?ドラフト会議から一夜明け、大学No・1左腕は度胸も満点だ。井上監督が4球団競合の抽選で交渉権を引き当てた瞬間、左手でガッツポーズをした際に「脱臼しました」とジョークを飛ばしたことに即反応した。

 「スカウトの方から井上さんは明るい方と聞いていましたし、お会いしても優しい方でしたので言えました」。先発投手に欠かせない情報収集能力も、バッチリといえそうだ。

 井上監督も「“生金丸”を見た瞬間、はっは~んと。聞いていた通りの好青年で非の打ちどころがない。真面目一本でもね、遊び心も必要」と歓迎した。

 マウンドで躍動する準備もできている。今年3月の侍ジャパンに初選出された好素材は「即戦力として獲ってもらっているので」と、球団のドラフト最上位指名投手に限れば98年の川上憲伸以来となる開幕ローテーション入りも通過点とする構え。「(26年WBCも)もちろん狙っていきます」と力を込めた。(湯澤 涼)

 【金丸に聞く】

 ――井上監督の印象は。

 「テレビで見ているより大きいなと。昨日はあれだけのガッツポーズをしていただいて、うれしいです」

 ――監督からどんな言葉をかけられたか。

 「“体に気をつけて、息の長い選手になって”と言っていただいたので、その通り頑張ろうと思いました」

 ――引き当てた監督に対してどんな思い?

 「感謝の気持ちでいっぱいです。ドラゴンズの勝利に貢献できるように。最終的な目標は、日本を代表する投手になることですし、少しでも近づけるように頑張りたいです」

 ――今後の調整は。

 「4年間フルで投げてきたので少し休ませながら、ほどよく、しっかりトレーニングして万全な状態でキャンプインできるように」

 【ドラフト最上位投手98年以来新人開幕ローテ入り目指す、左腕では球団初】中日の新人投手が開幕6戦目までに初先発すれば、20年の岡野(ドラフト3位)以来。開幕6戦目の6月25日DeNA戦でデビューして5回5失点の負け投手だった。ドラフト最上位指名の投手に限れば、98年の川上憲伸以来。開幕6戦目の4月9日阪神戦(ナゴヤ)で初登板初先発勝利。閉幕まで先発ローテの一角を守り、26試合14勝6敗で新人王に輝いている。川上以前には69年星野仙一の開幕3戦目初先発があるだけ。今回金丸が開幕ローテに入れば“ドラ1新人左腕”ではチーム初になる。

 ◇金丸 夢斗(かねまる・ゆめと)2003年(平15)2月1日生まれ、神戸市出身の21歳。広陵小1年から広陵少年野球部で野球を始めて投手や一塁手。広陵中では軟式野球部に所属した。神港橘では1年秋から背番号10でベンチ入りし、2年秋から背番号1。関大では1年秋にリーグ戦初登板。今年3月には欧州代表との強化試合で侍ジャパンのトップチームに初招集された。50メートル6秒5、遠投110メートル。1メートル77、77キロ。左投げ左打ち。

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