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日本S第1戦で先発するソフトバンク・有原「力を余らせる必要はないので」 初球から全身全霊

スポニチアネックス / 2024年10月26日 6時1分

キャッチボールするソフトバンク・有原(撮影・島崎 忠彦)

 先陣を切り流れを引き寄せる。ソフトバンクの有原が、日本シリーズ初戦の先発マウンドで全身全霊を注ぐと誓った。

 「力を余らせる必要はないので。より強くそういうイメージで初球から入りたいと思います」

 シーズン開幕、交流戦初戦、CS初戦に続く“先陣”。リーグ最多14勝、防御率2・36の右腕に初戦を託した小久保監督は「誰に聞いても有原と言うと思う。全会一致です」と話した。指揮官は「エースは監督がつくるものではない。一年通した働きにより一番はファンが認める。それがエースであり4番。今のホークスでは彼がそういうポジションということ」と全幅の信頼を置く。有原も「ありがたいし、期待に応えられるようにやってきたつもり。最後もいい形でいけたら」と意気に感じている。

 日本シリーズでの登板は日本ハム時代の16年第3戦以来。鷹のエースとして臨む大舞台に向けて「流れもあると思う。初戦なのでそこも頭に入れながら自分のできることをやりたい」と腕をぶした。 (木下 大一)

 ≪回復途上の近藤は代打でスタンバイ≫右足首捻挫から回復途上の近藤は代打でスタンバイすることになりそうだ。「CSは思ったより動けて、その反動もありつつという感じなので。毎日良くなったり悪くなったりの繰り返し」と現状を説明。日本シリーズ出場は日本ハム在籍時の16年以来8年ぶりで「最後まで野球ができる喜びを感じながらやりたい」と語った。

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