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WS第2戦先発のドジャース・山本由伸は泰然自若「いつも通りの気持ちでマウンドに」

スポニチアネックス / 2024年10月26日 5時52分

試合前、ブルペンで投球練習を行う山本(撮影・沢田 明徳)

 ドジャース・山本由伸投手(26)がワールドシリーズ(WS)開幕日の25日(日本時間26日)、自らが先発する26日(同27日)の第2戦に向け前日会見を行い、意気込みを語った。

 栄えある大舞台に関しては「僕にとって初めてのワールドシリーズなのですごく楽しみな気持ちもあるし、とにかくベストを出し切って、少しでも多くチームに貢献できたらなと思います」と持てる全ての力を注ぐ覚悟を示した。

 特にシーズン中は右肩の故障でチームを離脱しただけに「シーズン中すごく離脱している期間が長かったので、何とかチームに貢献したいという気持ちが強い。特に10月というのはすごく大事になる時期なので、よりベストを出して、離脱していた分、より貢献したいなという気持ちが強いです」と、シーズン中の“借り”を挽回したい気持ちを強く訴えた。

 そのうえで「とにかく(シーズン中は)勝ちたいという気持ちがすごく強かったので、ワールドシリーズまで1年目から経験させていただくことになってすごくうれしく思います。また、素晴らしいチームメートの中でプレーできるというのは、すごくうれしく思います」と心から現状を喜んだ。

 また、ここまでのポストシーズンで3試合に登板し1勝0敗、防御率5・11の成績だが、この経験がWSに生きるかどうかについては「登板するごとにすごく落ち着いて、自分のピッチングができるようになってますし、ワールドシリーズに入るので、雰囲気だったり…もしかしたら違うところが多くあるかもしれないが、まあ、落ち着いて投げられるんじゃないかなと思います」と余裕の表情で話した。

 昨年はオリックスのエースとして阪神との日本シリーズにも登板しているが「それとは別として考えていると言いますか、その経験が自然と生きてるところもあると思いますし…とはいえ1年経ってますし、とにかく次の試合に向けて調整していくというのは毎試合変わらず取り組んでいるので、それがうまくいくかどうか…という感じですね」といつも通りの自分をキープする姿勢を示した。

 シーズンではヤンキースと6月7日(同8日)に対戦。白星こそつかなかったが7回2安打無失点と完璧な投球内容を示した。その経験がWSにプラスに働くかどうかに関しては「もちろん初対戦になるよりは多少、いいところもあるのかなとは思いますけど。メンバーが変わったり、ワールドシリーズという特別な試合なので同じように簡単にはうまくいかないと思います。とくかく全力を尽くしたいです」と、足下を見つめ直した。

 WSでの日本投手の先発は07年レッドソックスの松坂、17年ドジャースのダルビッシュ(現パドレス)に続き3人目の快挙。それほどの舞台だけに「とにかく、いつも通りの気持ちでマウンドに上がれるようにしたいなと思います」と冷静に話した。

 会見後は左翼の芝生エリアでキャッチボールを行った後、ブルペンで捕手を座らせて16球の投球練習。途中、コーチを左右の打席に立たせ、また、1球だけカーブも投げた。入念な投球練習で、翌日の大一番に備えた。

 これまで両軍はメジャー最多の11度も対戦し、ヤ軍が8度制覇。前回81年はド軍が制した。ド軍は世界一に輝いた20年以来4年ぶりで、ヤ軍は松井秀喜が日本選手初のMVPに輝いて頂点に立った09年以来15年ぶりのWSとなる。

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