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「All Rise」VS「Sho Time」最大限にWS盛り上げたいMLBが積極的キャンペーン実施中

スポニチアネックス / 2024年10月26日 12時19分

大谷とジャッジの画像(大リーグ公式インスタグラムより)

 MLBがドジャース対ヤンキースという最高の顔合わせとなったワールドシリーズを盛り上げるべく、積極的にマーケティング・キャンペーンを行っていると、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じている。

 一つのキャンペーンでは、大谷対ジャッジの対決を「Once in aGeneration. Twice/世代に一度か二度」のキャッチフレーズで彼らに特化したコンテンツを多数用意。ジャッジには「All Rise(全員起立の意味で法廷で判事が入廷する際に使う)、大谷は「Sho Time」というタイトルで、ソーシャルメディア、テレビ、屋外広告など、さまざまな場所で配信している。

 2つ目は歴史認識による盛り上げ。「ジョー・ディマジオとジャッキー・ロビンソンは、ヤンキースとドジャースのワールドシリーズで対戦。ミッキー・マントルとサンディ・コーファックスもそう。今回のシリーズはその続きです」とロブ・マンフレッドコミッショナーはアピールしている。

 3つ目は海外へのアプローチ。ナ・リーグ地区シリーズ第5戦ドジャース対パドレスは日本でのテレビ視聴者数は1290万人に上り、アメリカの視聴者数を上回った。ポストシーズンの初めに、MLBは東京中に113のビルボード広告を出した。これは大谷が公式戦で達成したホームランと盗塁の合計数だ。

 4つ目は米国の国内向け。「ロサンゼルスやニューヨーク以外の多くのマーケットでプロモーションを行っています。ラスベガスのスフィアでも活動しています」とコミッショナー。今回のワールドシリーズが単なる2都市の対決以上のものとしたいからだ。

 スフィアはラスベガスにある巨大な球形のエンターテイメント施設で、最先端の映像技術を駆使した360度のスクリーンが有名だ。マンフレッドコミッショナーは「ワールドシリーズがアメリカ全体で人々が観るイベントであることを望んでいます」ときっぱりと語っている。

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