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【ラグビー】日本はオールブラックスに19―64で大敗 前半20分まで接戦演じるも計10トライ許す

スポニチアネックス / 2024年10月26日 16時50分

<日本・NZ>前半、ナイカブラがトライ(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本19―64ニュージーランド(2024年10月26日 神奈川・日産スタジアム)

 世界ランキング14位の日本は同3位のニュージーランドに19―64(前半12―43)で敗れた。2年前の前回対戦では31―38と接戦に持ち込んだが、この日は前半20分以降に防御が崩壊。通算対戦成績は8戦全敗となった。

 試合終了を告げる長いホイッスルが鳴ると、6万57人のファンが詰めかけたスタジアムからため息が漏れた。95年W杯では、大会ワースト記録の145失点を喫した相手でもあるオールブラックス。13年11月の対戦は6―54、18年11月は31―69、そして2年前は31―38とその背中は近づいたかのように思われたが、再び遠のいたような大敗となった。

 見せ場は作った。前半5分には敵陣中央にできたラックから、SH藤原の内側に走り込んだWTBナイカブラが一気に40メートルを突破して先制トライ。7点差を追い掛ける同19分にはゴール前ラインアウトからの攻撃でNo・8マキシがトライを奪った。試合の4分の1を終えて12―14。残り60分間に期待を持たせる内容だったが、その後は目を覆いたくなるような展開となった。

 同21分、一度はロックのディアンズが逆転トライを奪ったかに見えたが、直前のプレーで日本にノックオンがあり、ビデオ検証の結果取り消しに。このノートライで緊張の糸が切れたのか、直後に3トライ目を許すと、相手の勢いを止められず。防御の連係が途切れ、単発となったタックルが機能不全に陥ると、さらに4トライを許して12―43で前半終了。この時点でほぼ勝負は決した。

 後半はプロップのヘル、SO松永の2人が途中出場で初キャップを獲得。同28分にはヘルがデビュー戦トライを奪うなど光明も見せたが、多くの主力がメンバー外だった1・5軍のニュージーランドに力差を見せつけられた日本。9年ぶりに復帰し、この試合に必勝を期していたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチにとっても、苦い黒星となった。

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