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【日本代表】1年ぶり復帰の姫野和樹「伸びしろしかない」NZにトリプルスコアの完敗も前向く

スポニチアネックス / 2024年10月26日 20時57分

<日本・NZ>後半、姫野がボールを持ち込むがディフェンスに止められる(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本19―64ニュージーランド(2024年10月26日 神奈川・日産スタジアム)

 世界ランキング14位の日本は同3位のニュージーランドに19―64(前半12―43)で敗れた。昨年のW杯フランス大会で主将を務め、右肘手術のため6~9月の代表活動は辞退していたフランカー姫野和樹(トヨタ)は1年ぶりの復帰で先発。「結果は残念だが、個人としてはまたここ(代表)に戻ってこられてうれしい。自分たちの立ち位置を再確認でき、いい経験になったと思う」と話した。

 実戦自体も5月のリーグワン以来だったため、「前半は試合感覚がつかめなかった」と反省した姫野。それでも力強いボールキャリーやディフェンスで存在感を発揮。後半6分に一度は退いたが、頭を打ったNo・8マキシに代わって同12分に再びピッチへ。結局そのまま試合終了まで出場し、「まだ(チーム日本代表)フィットしきれなかった部分もある。もっと経験を重ねて、持ち味を出せるように頑張りたい」と話した。

 チームには初めて一緒にプレーする若手も多く、前半20分のトライ取り消し後に一気に崩れた。W杯を2度経験し、21年にはニュージーランドでもプレーするなど百戦錬磨の姫野は、「自分たちの流れが途切れた時、若い選手はメンタルを上げるのは難しい」と指摘。主力の1人として「下を向いている暇はない。前に進めるのが僕の仕事」と話した。

 チームは大幅に若返ったとはいえ、2年前の対戦では31―38と肉薄したオールブラックスの背中は遠ざかった今回の結果。それでも姫野は「まだまだエディーの1年目。前回は長くやってきたチームだった。超速ラグビーが浸透していない部分もある」と前向きに話す。目指すのは27年W杯での4強入り。「伸びしろしかない。ディフェンスもアタックもまだまだやることはたくさんあるが、進んでいる方向は間違っていない。選手は信じてやるだけ」と語気を強めた。

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