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DeNA 9回2死から猛反撃も黒星発進 本拠ハマスタ、大歓声から最後はため息

スポニチアネックス / 2024年10月26日 22時23分

<D・ソ>5回途中、ジャクソン(中央)は三浦監督から降板を告げられる (撮影・西川祐介)

 ◇SMBC日本シリーズ2024第1戦 DeNA3―5ソフトバンク(2024年10月26日 横浜)

 プロ野球の日本一を決める「SMBC日本シリーズ2024」は26日に横浜スタジアムで開幕。レギュラーシーズン3位から下克上で大混戦のセ・リーグを勝ち上がってきたホームのDeNAは9回の猛反撃も及ばず、黒星スタートとなった。

 0―5で迎えた9回に意地を見せた。相手守護神・オスナから先頭の4番・オースティンが左翼フェンス直撃の二塁打で出塁。これで、それまで沈黙していた打線に火がついた。

 2死後、梶原の中前適時打で1点返して零敗を免れると、森敬の左前適時打で2点目。代打・筒香が3連打目となる右前打を放ってつなぐと、桑原の投ゴロをオスナが一塁へ悪送球する間に3点目が入った。

 5点差から2点差とし、なおも2死一、三塁で打席には主将の牧。一発出れば逆転サヨナラ弾だったが、中飛に倒れて試合終了となった。

 来日1年目で日本シリーズ開幕投手を任された先発右腕・ジャクソンが2回に四球と二塁打で2死二、三塁。ここでDeNAベンチは8番・甲斐を申告敬遠して満塁策を取ったが、これが完全に裏目に出た。

 ジャクソンは相手先発右腕の9番・有原にカウント1―1からの3球目、153キロ直球が真ん中に入って右前へ2点適時打とされ、これが相手の決勝点。プロ8年間でレギュラーシーズン通算2安打だった有原はプロ初打点が日本シリーズでの決勝打となった。

 0―2で迎えた9回には昨季限りで巨人を戦力外になった右腕・堀岡が6番手として登板したが、一挙3失点(自責2)と炎上。この3失点が最後まで重くのしかかった。

 DeNA打線は初回、2死一、二塁の先制機に5番・宮崎が二ゴロに倒れ、2点を追う5回には先頭・森敬がラッキーな内野安打で出塁するも後続なし。有原に7回4安打無失点&1安打2打点という投打での活躍を許しての黒星スタートとなった。

 先発右腕・ジャクソンは2回から4回にかけて柳田、周東、今宮、山川、栗原の上位打線から5者連続奪三振。日本シリーズでの5者連続奪三振は1974年の村田兆治(ロッテ)、1994年の槙原寛己(巨人)以来30年ぶり3人目の快挙で来日最多の9三振を奪ったが、5回途中3安打2失点で敗戦投手となっている。

 なお、クライマックスシリーズ(CS)でMVPに輝いた捕手の戸柱は初回に柳田、7回にはパ・リーグ盗塁王の周東と2度にわたって二盗を阻止するなど活躍したが、勝利には届かなかった。

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