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ソフトバンク有原航平がかつての同僚・大谷翔平ばりの“二刀流”に「奇跡です!」

スポニチアネックス / 2024年10月26日 23時39分

日本シリーズ<D・ソ(1)>ファンの声援に応える有原(撮影・岡田 丈靖)

 ◇SMBC日本シリーズ第1戦 ソフトバンク5―3DeNA(2024年10月26日 横浜)

 ソフトバンク・有原航平投手(32)はカットボール、カーブを駆使して7回4安打無失点。「曲がり系の球が良かった。それを拓也がいっぱい(サインを)出してくれた」と甲斐のリードに感謝した。

 2回の日本シリーズ初打席では2死満塁から右前へ2点適時打。甲斐の申告敬遠の直後に自身プロ初打点を挙げた。

 「来た球を当てようと思った。こういう試合で打てたのは思い出というか、記憶に残る」

 これが決勝点となった。日本シリーズで投手が決勝点を挙げるのは1986年日本シリーズの工藤公康(西武)以来、38年ぶり。

 広島・広陵時代は9番で「バントができればいい」という程度。早大時代は打撃練習もして本塁打も放ったが、「今は全然していない。奇跡です」と笑った。

 これで今年のシーズン、クライマックスシリーズ、日本シリーズと全てで“開幕投手”を務めたことになる。

 有原は「小久保監督に大事なところを投げさせてもらっているんで応えたい」と意気に感じて投げ抜いた。

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