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天理が3年ぶり27度目となる来春センバツに当確ランプ 投打二刀流の伊藤が好救援

スポニチアネックス / 2024年10月27日 6時1分

秋季近畿大会<天理・滋賀短大付>ガッツポーズで勝利を喜ぶ天理・伊藤(撮影・須田 麻祐子)

 ◇秋季高校野球 近畿大会準々決勝 天理4―1滋賀短大付(2024年10月26日 ほっともっとフィールド神戸)

 来春の選抜出場校の重要な選考資料となる秋季近畿大会は、1回戦2試合と準々決勝1試合が行われた。天理(奈良)は、滋賀短大付(滋賀)を下して準決勝に進出。22年以来3年ぶり27度目となる選抜出場に当確ランプをともした。

 「新生・天理」の象徴と言える選手が、選抜切符を力強くたぐり寄せた。今秋から投手に本格挑戦している背番号5の伊藤達也(2年)が6回無安打無失点の好救援。「5番・三塁」として先発し、2―1の4回からマウンドへ。5四死球を与えながら直球とスライダーの2種類で圧倒し「無安打だったんですか?」と無我夢中で役目を全うした。

 1月に就任した藤原忠理監督は天理大を11度の阪神リーグ優勝に導くなど長く大学野球の監督を務めたが、高校野球の指導が決まり、温めてきたのが投打二刀流の育成だった。「投手は2枚いる。それを二刀流で補えれば、投手交代で打力が落ちない」。そこで遠投110メートルの強肩三塁手・伊藤に目を付けた。

 伊藤は新チーム発足後に中学以来となる投手に挑戦し、最速140キロを計測。そしてエース・下坊大陸(りく=2年)との継投策が新チームの強みとなった。「甲子園は近いようで遠い存在でした」。そう話す伊藤が投打に厚みをもたらし、選抜出場を決定的とした。 (河合 洋介)

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