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砂村光信氏 日本ラグビー「超速」の浸透に手応えも守備の弱さに課題 求められる見極めと修正力

スポニチアネックス / 2024年10月27日 4時16分

<日本・NZ>後半、姫野がボールを持ち込むがディフェンスに止められる(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本19―64ニュージーランド(2024年10月26日 神奈川・日産スタジアム)

【砂村光信 視点】 オールブラックスは主力選手の多くがメンバー外だった。来月対戦するフランスやイングランドは主力を出してくるはずで、恐らくこの日の相手よりも強い。遠征前に厳しい現実を突きつけられ、むしろよかったと思う。

 トップレベルを相手に「超速」の浸透は感じられた。7―14とされた直後の前半17分、ボールを受けた竹内が真っすぐ当たり、ダウンボールからピック&ゴーでサポートの岡部へパス。プロップ2人の速い攻めで敵陣に入り、反則を誘って反撃へつなげた。起点のスクラムやラインアウトも依然として安定しており、一貫したコーチングがうかがえる。

 一方でディフェンスの弱さは解消されていない。この日は外を抜かれる場面が目立ったが、オールブラックスは日本の弱点を分析して意図的に攻めたという。フランスもこの試合で把握したはずで、世界トップのスカウティングに対応する修正が必要だ。

 攻撃でも最初は効果的だったループプレーが読まれてからはハードタックルを浴びるようになった。試合中の見極めと修正力も求められる。(元U―23日本代表監督)

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