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バレンズエラさん追悼 81年に世界一に貢献 「34」のワッペン付けドジャースが劇的勝利発進

スポニチアネックス / 2024年10月27日 1時33分

フェルナンド・バレンズエラさんを追悼する献花に訪れたローラ・フローレスさん(左)と叔母のセリーナ・エンタさん(撮影・柳原 直之)

 ◇ワールドシリーズ第1戦 ドジャース6―3ヤンキース(2024年10月25日 ロサンゼルス)

 【43年ぶり東西名門対決 WS舞台裏】ドジャースOBで通算173勝のフェルナンド・バレンズエラさん(享年63)が22日に死去してから3日が経過した25日も、ドジャースタジアムの正面入り口には多くの献花が手向けられた。母国メキシコの国旗、永久欠番である背番号「34」をかたどった巨大献花も届き、テレビ局の中継カメラはWS開幕直前の様子とともに生前の功績を伝えた。

 バレンズエラさんの活躍でド軍はラテン系ファンが一気に増えた。メキシコ出身でロサンゼルス在住のローラ・フローレスさんは、伯母のセリーナ・エンタさんが乗る車椅子を押して球場を訪れた。「彼は野球の国際化の先駆者。ロサンゼルスのヒーローになった」と語り、エンタさんも「まだ若いのに亡くなってしまったのは本当に悲劇」と悼んだ。

 球団は左翼スタンドにバレンズエラさんの巨大壁画を描き、試合前には追悼映像を放映。始球式はバレンズエラさんとダブルエースの一角を担ったオーレル・ハーシュハイザーさん(66)が務め、マウンドに描かれた「34」にボールを置くと、大歓声が起きた。

 バレンズエラさんは前回ド軍とヤンキースが対戦した81年WS第3戦で完投勝利。世界一に貢献した。フローレスさんは「今年は81年のように世界一になるわ」と力を込める。「34」のワッペンを左肩につけて戦ったナインは、劇的勝利で最高のスタートを切った。(特別取材班)

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