ド軍監督 第3戦は“敵地ニューヨーク大好き”のビューラーが先発と明言 「第7戦も可能になる」

会見に応じたドジャースのロバーツ監督（撮影・杉浦　大介通信員）

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督（52）が26日（日本時間27日）、ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦の試合前会見に臨み、敵地ニューヨークへ移る28日（同29日）の第3戦はウォーカー・ビューラー投手（30）が先発することを明言した。

　ロバーツ監督は、今後の先発予定を聞かれると、「ウォーカーが第3戦で先発する。ビッグゲームでのウォーカーを気に入っている。敵地での登板でも惑わされない。（ここで登板すれば）第7戦での先発も可能になる」と言及。ビューラーの第7戦先発も視野に入れている。

　今季は右肘手術の影響で、開幕に出遅れ、1勝6敗の右腕。だが、ポストシーズンでは16日に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ・メッツ戦に先発し、4回3安打無失点と好投した。

　その際の前日会見では「東海岸と西海岸、ロサンゼルスとニューヨークの試合は最高。明日はここで盛り上がると思う。何よりも興奮するのは、騒音と興奮。そして、すべての投球で感じる生きるか死ぬかの感覚が、本当に好きになった」と意気込み。

　また、ロサンゼルスと比べて約10度低い環境となるが、「個人的に寒い中での投球が大好き。なぜかは分からない」とコメントするなど自信を見えており、今回も敵地での登板となるが、期待が持てそうだ。

　第1戦で劇的逆転サヨナラ勝利を収めたドジャースは、第2戦には山本由伸投手が先発する。