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レアル クラシコ初出場エムバペ不発で0―4惨敗…本拠公式戦不敗39でストップ

スポニチアネックス / 2024年10月27日 6時29分

<Rマドリード・バルセロナ>後半、シュートを外し頭を抱えるRマドリードのFWエムバペ(AP)

 ◇スペイン1部第11節 Rマドリード0―4バルセロナ(2024年10月26日 マドリード)

 スペイン1部2位のレアル・マドリードは26日、本拠で首位バルセロナに0―4と惨敗。優勝争い序盤の大一番である“エル・クラシコ”に敗れ、本拠での公式戦不敗が39試合でストップ。期待の新加入FWエムバペも不発に終わり、首位と勝ち点6差に広げられた。

 Rマドリードはリーグ戦7勝3分け(勝ち点24)と無敗をキープ。この第11節は勝ち点3差で追いかける首位バルセロナと激突。全世界注目の“エル・クラシコ”は熱狂的なサポーターの熱量も後押しとなり序盤から激しい攻防を展開した。

 開始2分、クラシコ初出場となる新加入のFWエムバペが相手GKと1対1となるチャンスを迎えたが、右足でのシュートはわずかに枠の左へ外れゴールならず。同30分にはFWエムバペが味方のスルーパスから抜けだし巧みなループシュートでネットを揺らし本拠サポーターを沸かせたが、今度はVARによってオフサイドと判定され得点は認められず。相手DFラインの裏を何度も狙いチャンスを得たがスコアレスのまま前半を終えた。

 しかし後半9分、一瞬のスキをつかれFWレバンドフスキにDFラインを突破され失点。先制を許すと2分後にもFWレバンドフスキにゴールを許し0―2。同18分にMFモドリッチを投入し、攻撃の活性化を図るも反撃ならず。流れの良かった前半から一転してその後も失点を重ね、本拠でまさかの0―4惨敗。

 今季リーグ戦初黒星を喫し、本拠での公式戦不敗も39試合でストップ。FWエムバペは8度オフサイド判定を受けるなど決定力も欠き不発。首位との勝ち点差は6に広がった。

 ▽エル・クラシコ スペイン語で「伝統の一戦」。レアル・マドリードとバルセロナの対戦を指す。フランコ将軍の独裁政権時代(39~75年)に政府の優遇を受けた首都クラブのレアルに対し、弾圧されたカタルーニャ地方は地元クラブのバルセロナを通じて自由を主張。サッカーの枠を超えた歴史、因縁がある。国内のみならず欧州を代表する実力、人気、伝統を誇る両クラブだけに、サポーターを含め感情むき出しの激しい試合となる。

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