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【天皇杯】横浜、7大会ぶり決勝進出ならず G大阪と延長戦の末に力尽き4強敗退

スポニチアネックス / 2024年10月27日 16時2分

<G大阪・横浜FM>前半、抜け出した山下(左)のシュートをGK飯倉がストップ(撮影・長嶋 久樹)

 ◇サッカー天皇杯準決勝 横浜2-3G大阪(2024年10月27日 パナソニック スタジアム吹田)

 横浜F・マリノスはアウェーでG大阪に延長戦の末、2―3で敗れ、17年度以来7大会ぶりの決勝進出はならなかった。

 横浜は前半26分に失点し、先制を許す。それでも同37分、自陣からカウンターを仕掛ける。FWロペスがセンターサークル付近からスルーパス。マテウスが受けると、ペナルティーエリア右で相手守備をかわし、左足シュートでネットを揺らした。

 1―1で試合を折り返し、両チーム譲らない攻防が続いた。シュートを浴びてもGK飯倉の好セーブで防ぐ。粘り強い守備で流れをつくると、後半43分だ。MF天野が右クロスでFW宮市へつなぐ。ロペスがシュートを放ち、GKに止められたが、こぼれ球をDF松原が押し込み、勝ち越した。

 しかし、同アディショナルタイムだった。スローインから隙を突かれ、失点し再び同点に。90分では決着せず、延長戦に突入した。延長前半11分、DF永戸が負傷交代でピッチから退き、ジョン・ハッチンソン監督はDFエドゥアルドをボランチで投入するなどチーム一丸。だが、試合終了間際に相手FW坂本に勝ち越しゴールを許し、力尽きた。

 今季はアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は惜しくも準優勝で、既にリーグ戦は優勝を逃しており、ルヴァン杯も4強敗退。天皇杯は今季唯一残されたタイトルだったが、無念の敗退となった。

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