初出場の杉浦悠太が日本勢トップの6位 次戦米ツアーの出場資格を獲得「行きたい気持ちはあります」

＜米男子ゴルフツアーZOZOチャンピオンシップ最終日＞17番、バーディーを決めガッツポーズを見せる杉浦悠太（撮影・会津　智海）

　◇米男子ゴルフツアーZOZOチャンピオンシップ最終日（2024年10月27日　千葉県　習志野CC＝7079ヤード、パー70）

　初出場の杉浦悠太（23＝フリー）が6バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算13アンダーで日本勢トップの6位に入った。

　5番で2メートルを沈めてバーディー。6番パー5では2オンに成功させ、連続バーディーとした。終盤に入り17番では10メートル超の長いパットを入れてバーディー。最終18番ではティーショットを林に曲げてトラブルに見舞われるもなんとかパーセーブした。初めての米ツアー出場を終えて、「凄い自信になります。色んな選手とも回れましたし、上位で争えたので良い状態のPGA選手ともラウンド出来たので凄い勉強になりました」と振り返った。

　10位以内に入り、米ツアーの次戦「ワールドワイドテクノロジー選手権」（11月7日開幕、メキシコ）の出場資格を獲得。国内ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズと開催時期が被っているため「日本ツアーの賞金ランクもあるのでよく考えて決めたい。行きたい気持ちはあります。せっかく自分で手に入れた権利だったのでせっかくのチャンスでもあるので、行くって決めれば頑張ります」と話した。

　現在賞金ランク6位で、首位を走る平田憲聖とは約4730万円差。今季開幕前から“賞金王”を目標に掲げる23歳は、「まだ可能性はあるかなと思ってるので、その目標は達成したい気持ちはある」と終盤戦にかけてここからギアを上げていく。