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石破茂首相 2000万円支給の決裁者は?明言避ける 「法的問題ない」のに「党のルールに従って…」

スポニチアネックス / 2024年10月27日 22時37分

石破茂首相

 石破茂首相(67=自民党総裁)が27日、フジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー超速報SP」(後7・58)に中継で生出演し、この日投開票された衆院選の選挙期間中に、党派閥の裏金事件を理由に党から公認されなかった候補側に2000万円が支給されたことについて説明した。

 番組の調査では、自公過半数(233)割れ、自民党単独では200議席を割るとの予想。閣僚経験者を始め、多くの実力派議員の選挙区での敗北が伝えられている。一方で立民、国民民主党の躍進が目覚ましい情勢だ。

 苦戦の理由について問われた石破氏は「まだ分析してみないと分からない」と前置き。「北海道から九州までずいぶん回りましたが、いわゆる政治とカネの問題についてまったくご理解をいただけていないことが一番大きかった。外交とか、安全保障とか、社会保障とか、農業政策とか、個々の論点に議論がいかないで、政治とカネということについて議論が集中したなと」と、有権者の怒りをあらためて肌で感じたという。

 選挙期間中には、非公認候補の政党支部に2000万円が支給された。政治とカネが大きなテーマの選挙戦のさなかに起きた出来事に、有権者の怒りが増幅した。党執行部は「党勢拡大のため」と理由を説明し、選挙に使う金ではないことをアピールしたが、説明は届かなかったようだ。

 これについて説明を求められた石破氏は、「選挙中も申し上げましたけど、法的にはまったく問題はない」とあらためて宣言。「候補者が自分の選挙に使うことは一切ない。それぞれの支部は、比例区でも戦っていますので、我が党の政策をご理解いただくことにはそれなりの費用が必要。今回に限ったことではない。そのことが非常に候補者が使うのではないかというご理解をなさった方が多かった。反論はしたけど、ご理解いただけなかった」と続けた。

 反町理解説委員長からは「2000万円を非公認の議員に配ることについて石破さんの決裁があったということでよろしいですね?」とストレートな質問が飛んだ。

 すると、石破氏は「いえいえ、“議員に対して”とおっしゃったでしょう?」と、論点をずらして反論。反町氏が「議員の支部です。すみません」と訂正したが聞き入れず、「違いますということは何度も申し上げている。反町さんがそういうふうにおっしゃるくらいですから」と返答をかわした。

 反町氏があらためて「決裁権は、(小泉)進次郎さんにはなかったとおっしゃっている。決済されたのは総裁ですね?と、ここを確認したかった」と質問。石破氏は「常に党のルールに従ってやっている」と答えるにとどめた。

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