やっぱり自由すぎるテレ東選挙特番 生放送中にセット模様替え 「ドリフかよ」出演者が自ら作業手伝う

テレビ東京外観

　第50回衆院選の投票が27日、行われ、即日開票された。自民党の派閥裏金事件をめぐり、「政治とカネ」が最大の争点となった今回の選挙。自民、公明両党の与党が定数465議席の過半数（233）を割る公算が高まる中、この日のテレビ東京「集まれ！総選挙ライブ」（後7・50）の放送がSNS上で話題になった。

　番組では与党大敗を受け、「日本の外交、安全保障について考える」コーナーに。するとテレビ東京の豊島晋作ニュースキャスターが「ではちょっと準備をさせていただきます。スタジオの模様替えをしたいんですがよろしいですか」と合図。

　ゲスト出演していた社会学者の古市憲寿氏やタレントの石原良純、坂下千里子らが椅子から立ち上がり“強制移動”させられる中、番組スタッフが道具を運び込み、セットの模様替えが始まった。豊島キャスターも「普通はCM中にやるんですけど、ちょっとCM中にやらないという」と恐縮した様子で模様替えを見守った。

　これにSNS上では「生放送中に模様替え」「模様替えを生放送中に流すテレ東推せる」「セットの転換とかドリフかよ」「さすがテレ東」「相変わらず自由すぎる」などの声が上がった。

　その後の「岸田前政権の“経済”通信簿」のコーナーでも再び模様替えが発生。ゲストのウエンツ瑛士らが自ら椅子を運び、スーパーマーケット「生鮮市場アキダイ」の秋葉弘道社長には大きなセットを運ばせるなど自由すぎる展開に。SNS上では「テレ東、ついに出演者を使ってセットを作ることを覚える」「またまたフリーダム」などの声が上がった。