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東洋大姫路は3年ぶり9度目となる来春選抜当確 プロ注目右腕・阪下が“マダックス”で恩返し

スポニチアネックス / 2024年10月28日 6時1分

<大院大高・東洋大姫路>完封勝利を挙げガッツポーズする東洋大姫路・阪下(撮影・後藤 正志)

 ◇秋季高校野球 近畿大会準々決勝 東洋大姫路4―0大院大高(2024年10月27日 ほっともっとフィールド神戸)

 来春選抜出場校の重要な選考資料となる秋季近畿大会は、準々決勝3試合が行われた。東洋大姫路(兵庫)は、大院大高(大阪)に4―0で完封勝ち。22年以来3年ぶり9度目となる選抜大会の出場を確実にした。

 東洋大姫路の岡田龍生監督に育てられた絶対的エースが、選抜出場を決定づけた。最速147キロのプロ注目右腕・阪下漣(2年)はわずか90球の省エネ投球。100球未満での完封を意味するマダックスを達成し「岡田先生に付いてきて良かったです」と快投で恩返しを果たした。

 「直球と制球が生命線」と、140キロを計測した直球を軸に無四球と逃げなかった。4―0の9回2死一、三塁から左飛で締めて、7回コールド勝ちした龍谷大平安(京都)との1回戦から16イニング連続無失点。観客席では阪神などNPB6球団のスカウトが視察した。

 履正社(大阪)前監督の岡田監督が22年4月に就任。当初は寝坊や授業で寝たりする部員が散見され、「私生活のだらしない選手が野球をちゃんとできるなんてあり得ない」と学校生活から見直した。さらに「目標は甲子園出場ではなく、日本一だ」と説き続けた。その熱意を知り、同監督就任後の「1期生」として入学したのが阪下ら現2年生だった。

 阪下も「私生活あってこその野球」と言い切る。今年で就任3年目を迎えた名将は、母校の強化にも成功した。 (河合 洋介)

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