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サインツ2勝目 ノリス2位でフェラーリのワンツー阻止 角田裕毅は早々とリタイア F1メキシコGP

スポニチアネックス / 2024年10月28日 6時50分

スタート直後、フェンスにクラッシュする角田裕毅のマシン(ロイター)

 ◇F1第20戦メキシコGP 決勝(2024年10月26日 メキシコ市 エルマノス・ロドリゲス・サーキット=1周4.304キロ×71周)

 ポールポジション(PP)から出たフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が17戦ぶり今季2勝目、通算4勝目を挙げた。2位は総合2位につけるマクラーレンのランド・ノリス(英国)、3位にはフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が入った。総合4連覇を狙うレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は6位だった。

 スタートでは2番手から出たフェルスタッペンがサインツをかわしてトップに出たが、サインツは9周目にフェルスタッペンを抜き返してからは首位を譲らなかった。直後にフェルスタッペンとノリスが激しく争い、両者がコースオフした隙にルクレールが2位に浮上。フェルスタッペンはノリスをコース外へ押し出したなどで計20秒のペナルティーを受け、優勝争いから脱落した。フェラーリは2戦連続ワンツーフィニッシュも狙えたが、ルクレールは63周目のホームストレートでコースオフしてしまい、ノリスにかわされた。

 RBの角田裕毅は今季4度目のリタイアで、7戦続けて入賞を逃した。11番手からスタート直後のターン1で、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボン(タイ)を抜こうとして接触。右リアタイヤが外れ、スピンしてフェンスにクラッシュ。アルボンとともに早々とレースを終え、メキシコGPは4度目の出場で3度目のリタイアを喫した。

 18番手から出たレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)は序盤に5秒ペナルティーを受けるなど、母国GPで17位に終わった。F1復帰した前戦で9位に入賞した角田の同僚、リアム・ローソン(ニュージーランド)は終盤にウィリアムズのフランコ・コラピント(アルゼンチン)と接触したのが響いて16位。アストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)はマシントラブルでリタイアし、F1通算400戦目を飾れなかった。

 ▽決勝順位

(1)サインツ(フェラーリ)

(2)ノリス(マクラーレン)

(3)ルクレール(フェラーリ)

(4)ハミルトン(メルセデス)

(5)ラッセル(メルセデス)

(6)フェルスタッペン(レッドブル)

(7)マグヌセン(ハース)

(8)ピアストリ(マクラーレン)

(9)ヒュルケンベルク(ハース)

(10)ガスリー(アルピーヌ)

(11)ストロール(アストンマーチン)

(12)コラピント(ウィリアムズ)

(13)オコン(アルピーヌ)

(14)ボッタス(キックザウバー)

(15)周冠宇(キックザウバー)

(16)ローソン(RB)

(17)ペレス(レッドブル)

リタイア アロンソ(アストンマーチン)

リタイア アルボン(ウィリアムズ)

リタイア 角田裕毅(RB)

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