横浜が選抜当確 最速151キロの1年右腕・織田翔希2安打完封 東農大二は92年以来の選抜当確ならず

＜横浜・東農大二＞2安打完封した横浜・織田（撮影・村井　樹）

　◇高校野球秋季関東大会　準々決勝　横浜2―0東農大二（2024年10月28日　保土ケ谷）

　横浜（神奈川1位）は東農大二（群馬2位）を下して19年以来、17度目の選抜出場を当確とさせた。

　成長著しい期待の1年生右腕が大舞台で輝いた。先発を託された織田翔希投手（1年）は最速151キロの直球主体に2安打完封と大好投。最後まで東農大二打線を直球でねじ伏せた。

　打線は5回まで無得点も6回2死一、二塁から奥村凌大内野手（2年）が右中間を破る先制の2点二塁打を放った。堅い守りでリードを守り、夢舞台に大きく近付いた。

　東農大二はエース右腕・山田琉聖投手（2年）が粘りの投球を続けたが、打線が援護できず92年以来の選抜出場当確とはならなかった。