脳挫傷のソフトバンク生海が戦力外 球団は育成再契約の意向も複雑な心境を吐露

記者の質問に答える生海（撮影・成瀬　徹）

　ソフトバンクの生海外野手（24）が28日、球団から来季の契約を結ばないことを通達された。球団は育成選手として再契約する意向を持っている。

　今年1月の自主トレ中に打球が頭部に当たり、左側頭葉の脳挫傷で全治1年～1年半と診断されていた。「朝は目まいや頭痛でなかなか起きれない状態があり、動くと脳が揺れる感じがして吐き気がする。だから動けないという感じで過ごしている」とのことで、現状は運動することへの怖さもあるという。

　アクシデントでの負傷だっただけに球団の通達には複雑な思いもあるようで「納得はいってないし、どうしようかと思っています」と率直な心境を吐露した。