【阪神・藤川監督語録】西純や椎葉はデータが先に入ってきて、点と点で投球を結び付けているような感じ

練習中、笑顔を見せる阪神・藤川監督　（撮影・須田　麻祐子）

　▼活躍するかどうかの違い　及川はちょっと特殊なタイプだけど、西純矢や椎葉はデータが先に入ってきて、点と点で投球を結び付けているような感じ。反復練習と惰性で力を出せるような練習方法が必要になると思う。1軍でやっている他の選手はそこの動きが凄くスムーズ。同じ練習量をしても疲れない。

　▼米国も同じ　（練習方法や器具を）誰々の選手が使っているというのは、タイガースにかかわらず全球団が悩んでいるところ。MLBの球団も悩んでいる。データを入れ過ぎて。今はMLBも、（データの専門家らではなく）選手上がりの人がGMに戻ってきた。やっぱり（データ偏重は）限界があるんじゃないかという考え方のチームも出てきてますね。

　▼打者も同じ　みんな一緒の打ち方というのはない。基本はあると思うが、あくまで相手がある競技なので。どんなボールが来るかで変わりますし。