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桑木志帆 31日開幕TOTOジャパンC雪辱Vから“米ロード”だ! 昨年はV目前から失速1差2位

スポニチアネックス / 2024年10月29日 4時34分

TOTOの看板の前でポーズをとる桑木志帆(撮影・井垣 忠夫)

 国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で、日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は31日から4日間、滋賀県の瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で開催される。昨年大会で2位と惜敗し涙を流した桑木志帆(21=大和ハウス工業)は28日にコースで精力的に調整を行い、雪辱Vへの意気込みを語った。米ツアー勢も関西空港着の航空機で来日した。

 1年前の涙は決して忘れていない。開幕3日前の瀬田GCで桑木が早速調整を開始。9ホールを回った後に、日没近くまでグリーン上で球を転がし続けた。そんな姿に気迫がにじむ。「悔しかったのは覚えている。でも今思い返すと、まだまだ実力もなかった」。21歳にとって会場は違えど雪辱を期す舞台だ。

 初出場だった前回大会は、首位に並んで最終日をスタート。単独首位で折り返したが、後半スコアを落とし稲見に逆転され1打差の2位に終わって涙をのんだ。ただし、1年前の姿とは違う。今年6月の資生堂レディースでツアー初優勝し8月には2勝目も挙げた。今季ここまでのトップ10入り14度を数えメルセデスランクは6位。ツアーの看板選手の一人になった。

 「あの頃よりフィジカルも技術的にも全然レベルアップしたと思います。飛距離が伸びているのが一番」。平均飛距離は昨季239・46ヤード(全体44位)から今季249・19ヤード(同19位)に約10ヤードも伸びた。「去年は海外の選手に置いていかれたけど、今年は同じレベルか、それ以上に戦える」と胸を張る。

 「世界一になりたい」と将来的には海外で戦うことを目指している。来季は日本を主戦場とし、メジャーにスポット参戦する意向だが、今大会を制すれば来季米ツアー出場権も手に入り、一気に夢の実現に近づく。「米ツアーの選手と一緒の大会で勝てばまた違った喜びがあるし、自信になる。雰囲気にのまれずに自分らしくプレーしたい」。桑木にとって特別な4日間が始まる。

 ▽23年大会 茨城県の太平洋クラブ美野里Cで行われた。最終日は通算20アンダーで畑岡奈紗と桑木志帆が首位、1打差の3位で稲見萌寧がスタート。稲見が69と伸ばし、大会新記録となる通算22アンダーで逆転優勝を飾った。この勝利で得た権利で稲見は翌週に米ツアー参戦を表明した。

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