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バロンドール授賞式 レアル勢全員欠席が世界中で物議…日本でも話題沸騰「大人気ない」「抗議の証」

スポニチアネックス / 2024年10月29日 7時37分

バロンドール年間最優秀監督賞に選出されたアンチェロッティ監督だったが、Rマドリード勢は全員来場せず。会場には映像が流された(ロイター)

 サッカー専門誌フランス・フットボールが選定するバロンドール(世界最優秀選手)の表彰式が28日にパリで行われ、スペイン代表MFロドリ(28=マンチェスターC)が初受賞。レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオール(24=Rマドリード)は有力候補の一人として注目されていたが2位となり、惜しくも初受賞を逃した。

 表彰式はハリウッド女優のナタリー・ポートマンなども登場するなど華やかなものとなったが、多くの選手がノミネートされていたRマドリード勢は全員来場せず。今季の「最優秀男子クラブ」「ゲルトミュラー・トロフィー」「最優秀監督賞」など複数の部門を受賞するも、式典ではVTRでの紹介のみに。レキップ紙(電子版)は「エムバペもアンチェロッティ監督もトロフィーを受け取りに来なかった」と速報した。

 この“前代未聞”状況が世界中で波紋を呼ぶ結果に。Rマドリード勢が来場しなかった理由についてスペイン紙アス(電子版)は“本命”とされたFWビニシウスが表彰式当日になって受賞しないことを知り、急きょクラブ関係者50人で乗る予定だったチャーター機をキャンセルしたと報道。

 ネット上では様々な言語で物議を呼び、日本語でも「バロンドール気に入らないのは分かるけどボイコットはやりすぎ」「バロンドールをなんだと思ってるんだ」「個人のわがままでボイコットするだけでなく、そのタイトルを否定するのは納得出来ない」「大人気ない」「監督賞受賞して来ないなんてことあるんだ」など批判が殺到。

 一方で「レアルのボイコットは抗議の証」「ビニシウスが受賞しないのはおかしい」「UEFAはマドリーが嫌いなんだな」「バロンドールに価値はなくなった」などと来場しなかったことを“擁護”する声も上がった。

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