オリ高卒2年目の斎藤は倍増の1200万円でサイン 課題は「インコースへのストレートの投げ切り」

契約更改に臨んだオリックス・斎藤　

　オリックス・斎藤が大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、今季年俸600万円から倍増となる1200万円でサインした（金額はいずれも推定）。

　「今年目標に挙げていたプロ初勝利はできたんですけど、自分の中ではもう少し頑張れたなという気持ちがあります」

　高卒2年目の今季は6月8日の巨人戦でプロ初勝利。8試合に先発して2勝3敗、防御率4・06だった。「調子の波だったり、失点も多かったりした部分があったんで。全体的に磨きをかけたいですけど、インコースへのストレートの投げ切りをもっと頑張っていきたい」。挙げた課題を、11月中旬から参加予定のオーストラリアで行われるウインターリングでさらに取り組む予定だ。

　免許を取得したこともあり、昇給分の使い道は「来年からは車も乗れるので、何かしら買いたい」と意気込んだものの「車全然分からないんで、どうしたらいいのか悩み中です…。先輩で車好きな人も多いので、いろいろ聞いてみます」と頭をかいた将来有望の右腕。来季に向けては「5勝以上はしたい…します」と目標設定した。