大の里の出身地、石川県津幡町で来年4月7日に巡業開催 地元は横綱としての凱旋も期待

新大関の大の里

　大の里の出身地、石川県津幡町で初めて巡業が行われることが決定した。株式会社LIVE　FORWARDがこのほど来年4月7日に「令和7年春巡業　津幡町合併70周年記念事業　大相撲津幡場所」を開催すると発表した。

　10月28日には日本相撲協会の枝川親方（元幕内・蒼樹山）らが同町役場を表敬訪問。

　同親方は「新大関の大の里の地元で巡業が開催できることを大変うれしく思います。お年寄りから小さなお子様まで楽しめる、津幡場所にしたいと思います」とPR。矢田富郎町長も「大の里の快進撃で期待は膨らんでいます。今後の本場所の成績次第で来年4月までにどの位までいけるかも楽しみです」と期待した。

　開催決定について大の里は「凄く光栄なことで、自分自身頑張りたいなと思いました」とコメント。春場所までに結果を出せば横綱として凱旋する可能性も出てきた。「上を目指して頑張ります。また石川の皆様にいい報告がしたい」と決意を新たにしていた。