フライ級で世界3階級制覇を目指す京口紘人 パラス戦前にユーリ阿久井とのスパーで得たものとは…
スポニチアネックス / 2024年10月30日 20時47分
プロボクシング元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二氏(52)が30日までに自身のYouTubeチャンネル「竹原テレビ」を更新。元世界2階級制覇王者の京口紘人(30=ワタナベ)が出演し、自身の今後などについて語った。
京口は今月13日にフライ級10回戦(横浜武道館)で3度目の対戦となったビンス・パラス(フィリピン)に判定2―0で勝利した。同級で世界ランクはさらに上がる見通しで、いよいよ世界3階級制覇が見えてくる。
竹原氏は「京口君はけっこうガードして前へ前へというスタイルだけど。(フライ級初戦でWBC王座を獲得した寺地)拳四朗とか、(WBA王座を2度防衛している)ユーリ阿久井はスピードを生かしてキレのある戦い方をしてくるじゃない。だから京口君はどういう戦法でやるのかなと思って。このままのスタイルでいいかな」と水を向けられ、京口は「難しいですよ」と返答。続けて「拳四朗選手と、もし再戦となれば前回と同じ戦い方では絶対に勝てない。やっぱり変化を加えていかないとダメですし。ユーリ選手とも今回の試合前にスパーリングを2回やって…」と話した。
ここで竹原氏はユーリ阿久井政悟とのスパーリングに強く反応し、その詳細説明を求めた。京口は「6ラウンドを2回やらせてもらって。やっぱり強いですね。明確に10対9という感じではなかったんですけど。やっぱり取り切れなかったかな」と語った。竹原氏はさらに「どっちに分があった?」と畳みかける。京口は「ユーリチャンピオンの方が強かったですね。(ユーリ阿久井の強さは)距離感もそうですけど、バランスが凄く良かった。崩したくてもバランスが崩れないので。ただ、そこで得たものがすごくあったんですよ。今回(パラス戦で)ボディージャブ、ボディーストレートをいつもより多用したんですけど。それはユーリチャンピオンとのスパーで自分がされたことなんですよ。“こういう見せ方もありだな”と発見があって。今回の試合に取り入れて引き出しを増やせたかな。自分もまだまだボクシングの幅を広げられるかなと思います」と語った。
そして再び今後のスタイルという話題に戻る。京口は「年齢も年齢なので、戦い方とか変えていかないと。今回のように前へ前へ特攻という戦い方も武器にはなります。その中で足を使う瞬間がある、という戦い方をできる方がいいかなと。まだ確立しきれていないところはあります」などと語った。寺地拳四朗やユーリ阿久井との対戦を見据えての強化方針を問われ「減量がめちゃくちゃキツいわけではないので。体づくりをやれるポテンシャルは感じてます」と現級で求められるパワー、耐久力の向上に努める方針を示した。
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