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横浜・ハッチンソン監督 過密日程に不満爆発!会見で約3分間訴え「なぜコントロールしていただけない」

スポニチアネックス / 2024年10月31日 4時35分

後半、厳しい表情の横浜・ハッチンソン監督(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第35節 横浜0―0浦和(2024年10月30日 日産ス)

 横浜F・マリノスはホームで浦和と0―0のスコアレスドローに終わり、6試合ぶりの白星とはならなかった。天皇杯準決勝でG大阪に延長戦の末に敗れ、今季無冠が決定した失意から中2日。ジョン・ハッチンソン監督(44)は過密日程に不満を爆発させ、リーグに訴えた。

 横浜は満身創痍(そうい)で戦った。この4日間で計210分もピッチに立ち続けたGK飯倉ら選手は懸命にプレーしたが、スコアレスドローに持ち込むのがやっと。ハッチンソン監督は試合後の会見冒頭で「試合を振り返る前に言わせてもらいたい」と切り出し、約3分間、過密日程への不満をあらわにした。

 「なぜ、このスケジュールをコントロールしていただけないのか。J1で成績を残しているこのチームに対して、なぜ我々が水曜日に戦わないといけないのか。金曜日でも土曜日でも良かったのではないか」

 今季はアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)決勝、ルヴァン杯と天皇杯はともに4強入りしたことで常に過密日程を強いられた。「この61試合が終わり、中2日での試合が15回だ。中3日の試合が30回もあった」と指揮官。特に今回はアウェーでG大阪と延長戦まで戦い、移動もあった中でタイトなスケジュールだった。

 「120分戦ってる選手もいる。90分プレーしてる選手もいる。38歳の飯倉は200分以上戦っている。3日間でだ。このリーグが、選手たちを安全に良いパフォーマンスをさせるために考えているのであれば、配慮していただけてもいいのではないか」と不満は止まらない。

 言葉の全ては選手の健康を願っての思い。最後は「この厳しいスケジュールの中で、諦めるのではなく、勝ちにいく、その姿勢は本当に称えるものがある。一人一人が本当によく戦ってくれている。誇りに思う」と語った。

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