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正代、9場所ぶり三役復帰場所へ慎重な滑り出し 連日霧島らと稽古も足の不安で抑えめ調整

スポニチアネックス / 2024年10月31日 12時58分

九州場所前の稽古で霧島(左)と手合わせする正代

 大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)へ向けた稽古が31日、福岡県志免町の時津風部屋で行われ、昨年の夏場所以来9場所ぶりに三役へ復帰した西小結・正代(32=時津風部屋)が東関脇・霧島(28=音羽山部屋)らと計7番取った。

 7月の名古屋場所で東前頭10枚目まで番付を落としたが、2場所連続10勝で三役復帰。「三役への思い入れはない」と元大関らしく言い切るが、熊本県宇土市出身のご当所場所。しかも、場所後の12月3日には、同県西原村で冬巡業に臨むだけに「(冬巡業を)三役で回れた方がいい」とモチベーションの源を語った。

 この日同様、霧島らが出稽古にきた前日は4番。「内ももが痛くなったのでやめときました」と慎重に滑り出し、この日も「(足が)滑った。張り切るものじゃない」。少なめの番数で抑えた。

 初日から横綱、大関との対戦が予想される小結の地位。「全体的に攻める相撲が多かった。それが星につながった」とする、ここ2場所の手応えをぶつける15日間にするため、とりわけ初日に照準を合わせていく。

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