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日本ハム ドラ6法大・山城に指名あいさつ 目標は高校同級生のオリ・山下が獲得した「新人王」

スポニチアネックス / 2024年11月1日 6時3分

日本ハムから指名あいさつを受けた6位指名の法大・山城(左から2人目)

 日本ハムから6位指名を受けた法大・山城航太郎投手(22)が31日、川崎市の法大野球部グラウンドで指名あいさつを受けた。オリックス・山下舜平大投手(22)は、福岡大大濠の同級生で、高校時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間。球団が即戦力としてリリーフの適性を評価している最速154キロ右腕は、山下が獲得した「新人王」を目標に掲げた。

 同級生の剛腕にライバル心がメラメラだ。福岡大大濠時代の山城は、山下がキャッチボールの相手で、トレーニングも2人で取り組んできた。身近な存在に追いつき、追い越すためにルーキーイヤーから躍動する覚悟だ。

 「(山下とは)本当に高め合えた仲だったと思う。先にプロに行って活躍する姿には凄く刺激をもらった。舜平大も新人王を獲ったので、自分も獲りたいです」

 中学時代は軟式野球部に所属し、当時から山下とは何度も公式戦などで投げ合い、福岡県選抜でもともにプレーしたこともあった。高校入学当初は、左翼や遊撃を守る野手だったが「プロに行けるのはどっちなのかと考えた時に、自分は投手だと思った」と2年秋から野手兼任の投手となり、法大では投手に専念した。

 だが、高校時代は自らの感覚だけで投げていたため、1年時にはフォームを崩し「130キロぐらいしか出なくなった」とストライクも満足に入らないほど極度の不調に陥った。それでも、「自分で分析して引き出しを増やしていった」と3年秋のリーグ戦でデビューすると、今秋は5試合に登板。10月20日の慶大戦では5回無失点の好投で大学初勝利もつかんだ。

 球団は、即戦力としてリリーフで起用する方針で、山城も「短いイニングの方が向いているので、最終的に9回を任される投手になりたい。(山下にも)投げ勝てたらいい」と将来を見据える。遅咲きの右腕だが、成長曲線のピークはこれからだ。(田中 健人)

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