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日本ライトフライ級・指名挑戦者の高見亨介 タイトル前哨戦へ「圧倒的に倒す」 金子虎旦は再起へ決意

スポニチアネックス / 2024年11月1日 20時20分

前日計量をパスした高見(左)とカインドグ

 ◇プロボクシングライトフライ級8回戦 高見亨介(帝拳)《8回戦》ジョマー・カインドグ(フィリピン)(2024年11月2日 後楽園ホール)

 「WHO’s NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT Vol. 26」に出場する日本ライトフライ級1位の高見亨介(22=帝拳)と、金子虎旦(26=同)が1日、都内で前日計量に臨んだ。

 高見は48・8キロでジョマー・カインドグ(29=フィリピン)とともに一発でクリア。「勝ち方が注目される試合。圧倒的に倒して勝ちたい」と2戦ぶりのKO決着も見据え、強気に話した。

 ここまで7戦7勝5KOと全勝で、来年にはチャンピオンカーニバル挑戦者として日本同級王者・川満俊輝(三迫)への挑戦も控える。「今、意識していないことはないが、まずは目の前の試合」と気を引き締める。

 この日はジム出発時、同門の先輩で10月13日にWBO世界ライトフライ級新王者となった岩田翔吉から自身の世界戦での応援Tシャツをプレゼントされた。「面倒見のいい先輩。いい刺激をもらったし、追いつきたい思いが強い」と活躍を力に変え「タイトル戦も控えているのでいい弾みをつけたい」と快勝を誓った。

 同興行でフェザー級8回戦に出場する金子は57キロで計量をパス。約4カ月ぶりの再起戦へ「どの試合もそうだが、変わらずしっかりやってきたこと出すだけ」と静かに闘志を燃やした。

 今年7月の同級8回戦で、マイケル・カサマ(フィリピン)にまさかの1回KO負けを喫した。「気持ちが高ぶってしまって、変に気負いすぎた」と振り返る。

 敗戦後、引退も頭をよぎったという。「もちろん負けたらそういうことは考える。どの試合も覚悟を持ってやっているので」と話しながら、「しっかり考え抜いて、決意を持って戻ってきた」と再起への強い思いを明かした。「チャンスがあればもちろん倒したい。前回は中途半端だったので、今回は割り切って戦う」とコウ・ジュンサイ(23=中国)戦の勝利のみを見据えた。

 試合はU-NEXTで生配信される。

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