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鹿島 中後監督2戦目で初勝利 知念“恩返し弾”皮切りに3発快勝 川崎F戦は14年ぶりシーズンダブル

スポニチアネックス / 2024年11月1日 21時5分

<川崎F・鹿島>前半、試合に臨む鹿島・中後監督(左)と川崎F・鬼木監督(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第35節 鹿島3―1川崎F (2024年11月1日 U等々力)

 鹿島が川崎Fに3―1で快勝し、中後雅喜監督(42)は就任2戦目で初勝利を挙げた。

 怒とうのゴールラッシュで天敵を一蹴した。

 前半10分、MF柴崎岳のクロスをMF知念慶が頭で叩き込んで先制ゴール。22年まで川崎Fで5年間プレーしたボランチが恩返しの一撃を決め、チームを勢い付けた。

 同18分にはDF安西幸輝がインターセプトから左サイドを突破。ゴール前に走り込んだMF樋口雄太が折り返しに合わせ、右足で豪快にネットを揺らした。さらに同28分、右サイドバックのDF三竿健斗がペナルティーエリア外でこぼれ球に反応。狙い澄ました左足でゴール左隅に流し込み、今夏の国内復帰後初得点を決めた。

 後半は集中した守備で相手の反撃をしのぎ、失点はアディショナルタイムにMF山本悠樹に許したFK弾のみ。敵地・川崎F戦は15年以来9年ぶりの白星で、10年以来14年ぶりのシーズン連勝を手にした。

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