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個の能力の高さだけではない神戸の強さ DF山川哲史「ハーフタイムに大迫選手に怒られた」

スポニチアネックス / 2024年11月1日 23時31分

<神戸・磐田>後半、セットプレーから追加点を決め喜ぶ山川(左)(長嶋 久樹)

 ◇明治安田J1リーグ第25節 神戸2―0磐田(2024年11月1日 ノエスタ)

 神戸の強さを支えているのは、個の能力の高さだけではない。個々の意識の高さ。1点先制した後半8分にCKを頭で叩き込んで今季2得点目を挙げたDF山川哲史は「ハーフタイムに大迫選手に凄く怒られまして…もっと対角にボールを入れろ。まずは前を見ろ、と」と振り返った。

 前半開始から終始、磐田を攻め立てた。スコアレスで折り返したものの、シュート数は10本対1本。通常のチームならば“続けていく”のがテーマになりがちだが、神戸は“さらに向上させていく”ことを求める。その結果が後半の2得点につながったともいえる。

 「特に大迫選手はチームの先頭に立って、良い時でも“もっとこうしてくれ”という要求をしてくる。そういった点を見習わないといけないと思いますし、大迫選手に頼りぱなしじゃダメとも思っている。皆が修正をどんどん口に出して、試合の中で変えられてるのは去年と違うところ」

 ベテラン勢のようにストレートに要求は言えない。だがチーム内でも意見を言い合える空気感ができている。

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