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鹿島“鬼門”で初勝利飾った中後監督「長く勝てていないスタジアムで…選手たちがハードワークしてくれた」

スポニチアネックス / 2024年11月2日 0時22分

<川崎F・鹿島>前半、試合に臨む鹿島・中後監督(左)と川崎F・鬼木監督(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第35節  鹿島3―1川崎F(2024年11月1日 U等々力)

 鹿島の中後雅喜監督(42)が、就任2戦目のアウェー川崎F戦で初勝利を挙げた。

 15年を最後に白星から遠ざかっていた鬼門で、前半28分までに3得点と圧倒。「長く勝てていないこのスタジアムで勝利するために、選手たちがハードワークしてくれたのが非常に良かった。前半は自分たちが狙っていたところがしっかり出た」と振り返った。

 ポポヴィッチ前監督の解任に伴い、先月9日にコーチから昇格。初陣となった同19日の福岡戦は無得点に終わったが、「勢いを持ってプレーすることを準備してきた」とゴールに向かう意識を練習から植え付けた。

 引き分け以下なら今節で優勝が消滅する可能性があったが、2試合ぶりの勝利でわずかな望みをつないだ。残り4戦に向け「我々は優勝の可能性がある限りそこに向かっていく。1試合1試合100%を出して、集中して、勝ち点3を常に狙いたい」と指揮官。最後までファイティングポーズは崩さない。

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