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阪神・中川 「どこでも守れるというところを見せたい」 一度は“クビ”も打力生かすため外野挑戦意欲

スポニチアネックス / 2024年11月2日 5時17分

捕手ながら外野ノックを受ける阪神・中川(撮影・椎名 航)

 来季、高卒4年目を迎える阪神・中川が、外野に挑戦した。井上の一塁兼務に続く藤川流“若虎活用”の第2弾。今季、ウエスタン・リーグで打率・321を記録した打力を生かすべく、複数ポジションに挑む覚悟だ。

 「打撃を伸ばしながら、もちろん捕手もうまくなって両方やれる状況にしていきたい」

 10月27日のフェニックス・リーグ、ロッテ戦で右手首に死球を受け、いまだ患部には腫れが残る。打撃や送球を回避する別メニューを余儀なくされたため、新指揮官から外野練習を指示された。熊谷の外野用グラブを手に筒井外野守備兼走塁チーフコーチから背走や切り返しを学んだ。

 1年目に外野で受けたシートノックでトンネルし、一度は“クビ”になったものの、本人はやる気満々。「どこでも守れるというところを見せたい」とレベルアップを期した。 (八木 勇磨)

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