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ワリエワが処分解除後の競技再開に意欲 ドーピング違反で資格停止処分4年

スポニチアネックス / 2024年11月2日 10時34分

22年北京冬季五輪で演技をするカミラ・ワリエワ

 ドーピング違反で4年間の資格停止処分を受けたフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(18=ロシア)が、処分が解除される来年12月末以降に競技生活を再開する意欲を明かした。

 タス通信が1日に伝えたもので、ワリエワは「もちろんそれについて考えています。これは終わりではありません。私の年齢でスポーツ選手としてのキャリアを放棄するのは、たぶん愚かなことです」と話したという。

 21年12月のロシア選手権で狭心症の発作を予防する禁止薬物トリメタジジンに陽性反応を示したワリエワに対し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は今年1月にドーピング違反を認定。処分の開始は2021年12月25日で、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のメンバーとして出場した22年北京冬季五輪は失格となり、団体1位、女子シングル4位の成績は抹消された。

 ワリエワはCASの処分が確定するまでは国内の大会に出場していた。「徐々に調子は上がってきている」と明かし、「まずは昨季習得した3回転トーループとダブルアクセルに自信をつけようとしています。あと1年半ほど大会に出場できないので、自信が深まったらもっと難しい内容を取り入れていきたいと思います」と語った。

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