1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

全国学生相撲選手権が開幕!Aクラス団体戦は準々決勝以降オーダー変更可能に 指揮官の采配にも注目

スポニチアネックス / 2024年11月2日 11時27分

東京・両国国技館で行われる第102回全国学生相撲選手権大会の開会式

 第102回全国学生相撲選手権大会が2日、東京・両国国技館で開幕した。全国から40校が参加する学生相撲最高峰の大会。きょう2日に個人戦とCクラス団体戦、あす3日にBクラスとAクラスの団体戦が行われる。

 学生横綱の称号を懸けて争われる個人戦の優勝候補は、今季4冠で学生ランキング暫定1位の五島雅治(拓大4年)、全国学生体重別135キロ未満級で大会史上初の4連覇を達成した花岡真生(日大4年)、10月の国民スポーツ大会を制した大森康弘(金沢学院大3年)が中心。他に今年の全国タイトル獲得者では、学生相撲界最長身1メートル96のオトゴンバト(東洋大3年)や全国学生体重別無差別級2連覇のブフチョローン(日体大4年)らも上位進出の期待がかかる。

 今大会はベスト8以上に入れば幕下最下位格付け出し、ベスト16なら三段目最下位格付け出しの資格がそれぞれ与えられる。今大会に出場する4年生では、花岡真生と五島雅治が幕下最下位格付け出し資格を、江連春樹(東洋大)が三段目最下位格付け出し資格をそれぞれ10月の国民スポーツ大会の結果によって獲得している。今大会で新たに付け出し資格を得る選手が出てくるか、今後の進路も含めて注目が集まる。

 5人制で争われる団体戦は、今年からルールが一部改定。Aクラス決勝トーナメントでは試合ごとにオーダー変更可能な「フリーオーダー制」が採用された。交代選手も含めて誰をどこで起用するか、例年以上に指揮官の采配も勝敗を左右することになりそうだ。

 今季ここまでの実績では、既に4大会を制している日体大が優勝候補筆頭に挙げられる。主将のブフチョローンを中心に、9月の東日本リーグ戦でも活躍した杉本弘樹(2年)、依田蒼基(2年)、デルゲルバト(1年)ら成長著しい選手がそろう。日大は、今季優勝こそないが準優勝3回と安定した実力を誇る。一昨年の当大会で優勝を経験した花岡真生、川上竜昌(4年)に加え、今年5月の和歌山大会で膝を負傷して以降離脱していた山本剛瑠(4年)が交代選手としてメンバー入り。最後の大舞台に合わせて復帰がかなうのか、ここ一番での起用にも注目だ。

 昨年のAクラス団体戦上位12校の内訳が東日本10校、西日本2校だったため、西日本勢の今大会Aクラススタートは2校のみ。6月の西日本学生選手権で3位だった金沢学院大はBクラストーナメントからの出場となる。今季は3人制の団体戦で争われる3大会全て(九州大会、和歌山大会、刈谷大会)で全国優勝を果たしており、大森康弘、篠侑磨(2年)、森田陽彦(2年)を中心に5人制でも上位進出の期待がかかる。もしBクラススタートからAクラス団体優勝を果たせば、現在のクラス分けができて以降初の快挙となる。

 この日、開会式に先立って行われたCクラス団体戦は同志社大が優勝した。同志社大は今年の西日本学生選手権で2部リーグ4位だったため、今大会は創部初のCクラススタートだった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください