本田美奈子.さん追悼イベント開催 初参加の小林幸子は森口博子から誘いを受け参加「断る理由がなかった」

本田美奈子.さんの追悼コンサート「音楽彩」に出演した（左から）小林幸子、早見優、松本伊代、森口博子（撮影・高原俊太）

　急性骨髄性白血病のため2005年11月に38歳で早逝した歌手の本田美奈子.さんの追悼コンサート「音楽彩」が3日、都内のホールで行われた。開演前の取材会に松本伊代（59）、早見優（58）、森口博子（56）らが出席した。

　17回目の開催となり、松本は「歌を通じて、白血病など病に苦しんでいる方やそれを支える家族の皆さまに明るくなっていただけるように光を灯していきたい」、早見は「初登場のアーティストさんも多く、中には美奈子ちゃんと共演したことのない方もいらっしゃいます。このように次世代の方につなげて素晴らしさもこの音楽彩の魅力だと思います」とそれぞれ語った。

　今回は、小林幸子（70）や新浜レオン（28）らが初参加。森口からの誘いを受けての参加を決めたという幸子は「断る理由がなかった。素晴らしいことに参加できることを幸せに思っている」と喜びを語った。本田さんとの共演歴はない新浜は「たくさんの歌を通じて元気をもらってきたので、つなぐ一人として元気と希望を届けられるように、リスペクトの気持ちを込めて歌いたい」とした。